長浜びわこ大仏 とは?

滋賀県長浜市の琵琶湖沿いに立つ、高さ約28mの阿弥陀如来立像。
「びわこ大仏」の名で親しまれており、平安山良疇寺(りょうちゅうじ)の境内に静かに大きく佇んでいます。初代は1937年に建立されましたが、老朽化のため解体され、現在の青銅製大仏は1994年に再建されたもの。琵琶湖を背にして立つ姿は、午後になると光が差し込み、まるで後光をまとっているかのような美しさです。
阿弥陀如来立像とは?
阿弥陀如来(あみだにょらい)は、無限の光と命を持ち、すべての人々を極楽浄土へ導くとされる仏さま。長浜びわこ大仏もこの阿弥陀如来をかたどっており、穏やかな表情と堂々とした姿は、訪れる人々に安心と癒やしを与えてくれます。ありがたいです。

そのやさしい存在感は、ビワイチで疲れた心と体をそっと癒やしてくれるヒーリングスポットとしてもぴったり。静かな境内で深呼吸すれば、安心と癒やしを胸に、後半のライドも心軽やかに楽しめること間違いなしです!ランニング、ウォーキング、ドライブもまた然りです!

神秘的な大仏殿の入口。お寺の方に一声かけたら中も拝見できるようです。今回は時間がなくて入りませんでした。のれん?が我々を誘っていましたが、またの機会に…。
ビワイチの寄り道にもぴったり!
長浜びわこ大仏は、琵琶湖一周サイクリング「ビワイチ」のルートである湖岸道路沿いとう好立地にあります。お時間に余裕があるビワイチライダーの方は、長浜城や黒壁スクエアと組み合わせた立ち寄りコースもおすすめです。

駐車場は湖岸道路から少し入った場所にあり、スペースも広め。停め放題なので時間を気にせずゆっくり参拝できます。
また、お寺の表門は駐車場とは反対側、北国街道に面した趣ある門構え。そこから見上げる大仏もありがたいお姿で、門越しに拝むだけでも心がすっと整います。



良疇寺と芭蕉の句碑、四季折々の花と大仏の風景
平安山良疇寺は鎌倉時代に創建された、歴史ある臨済宗の寺院。境内には松尾芭蕉の句碑が残され、歴史と文化を感じながらのんびりと散策できます。

さらにこのお寺は、四季折々の花が楽しめる癒やしの名所でもあります。
- 🌸 梅(3月):早春に香る白梅・紅梅
- 🌸 桜(4月):大仏と桜の共演は春の見どころ
- 🌺 ツツジ(5月):境内を鮮やかに彩る初夏の花
- 🌸 サツキ(6月):梅雨に咲く清楚な花
- 🌼 蓮(8月):大仏の足元に咲く蓮は静寂と神秘を感じさせます
- 🍁 もみじ(11月):紅葉の季節は境内がしっとりと美しく染まります
- ❄️ 雪景色(冬):雪をまとった大仏はとても荘厳。冬ならではの静けさが心を打ちます
境内にはトイレも完備、ベンチも多く配置されているので、休憩にも最適。


すみずみまで手入れが行き届き、地域に大切に守られているお寺だということがしっかり伝わってくる、そんな温かな場所です。
私が訪れた日も、暑い中境内の掃除をされている方が2名ほどおられました。だから、すみずみまできれいなんですね。湖岸道路の喧騒がうそみたいに、琵琶湖湖からの風が気持ちよく吹き抜ける静かな場所でした。あじさいがきれい。

アクセス情報
- 住所:滋賀県長浜市下坂浜町86
- アクセス:JR「長浜駅」から徒歩約20分(自転車なら5〜10分)
- 駐車場・参拝料:どちらも無料
まとめ
琵琶湖畔にたたずむ長浜びわこ大仏は、ただ眺めるだけで心がほっとするような場所。
ドライブの途中にも、ビワイチの休憩にも、そして静かに自分と向き合いたいときにも訪れたい、長浜の癒やしのかくれた名所です。
ぜひ、大仏さまに会いに立ち寄ってみてください。きっと、帰り道の風景が少しやさしく見えるはずです🙏

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