こんにちは。
最近は紹介記事ばかりでしたが、今日は久しぶりに「 長浜 だより」をお届けします。

気づけば、もう8月も終盤。
スーパーや商店の店先には秋の味覚がちらほら並びはじめて、「もうすぐ夏が終わるんだなぁ」と感じさせてくれます。
長浜 というと「雪深い町」というイメージを持たれる方も多いと思いますが、夏は普通に暑いんです。
先日、車に乗ったときには温度計が42度を示していて、思わず二度見しました。
子どもの頃、「アスファルトの上なら目玉焼きが焼けるんじゃないか」と冗談のように話していたことが、今なら本当にできそうだな、なんて思ってしまうほど。
とはいえ、長浜の夏の暑さは都会のそれとは少し違います。
高いビルがほとんどなく、空が広いので、風が吹くと意外と心地よく感じられるんです。
夕方になると、蝉の声に代わってヒグラシや虫の音が聞こえ、日が沈む琵琶湖の向こうには、少しずつ秋の気配がにじんできます。

そんな時間に湖岸を歩いていると、子どもたちが網を持ってバッタやトンボを追いかけていたり、庭先でスイカを冷やしているご家庭があったり。
「昔ながらの日本の夏」が、今もこの街にはちゃんと残っているんだなぁと感じます。
夏の暑さにちょっと疲れたときは、ぜひ一度長浜に足を運んでみてください。
観光地の華やかさとは少し違う、素朴で豊かな時間に出会えるかもしれません。
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