【滋賀・東近江市】そば処 藤村|“ 蕎麦 といえばここ”と思える隠れ家を教えます!

グルメ

そば好きなおばさまのおすすめがきっかけで…

「ここのお蕎麦、絶対に味わってみて!」と、食に詳しい知り合いのおばさまに何度もすすめられたのが訪問の始まり。半信半疑で行った初回で、その香り、喉ごし、蕎麦湯のとろみ…どれも感動的で、今では迷わずここへ通うようになりました。ばったりそのおばさまと出会ったこともあります笑

初訪問でもドキドキ…でもそれもまた楽しい

藤村への道のりは、少し緊張感があります。県道13号線を走っていると、小さな看板のある細くて入り込んだ道に気づけるかどうか、毎回ドキドキ。見逃すと「ここでよかった?」と不安になってしまうほど。その先に古民家の風情のある店舗がふっと現れる、隠れ家感満点の体験です。どうぞナビの案内だけで安心せず、看板と曲がり角もしっかり確認して進んでくださいね。

ちいさな看板

アクセス:そば処 藤村(東近江市)

迷う方も多い隠れ家風の立地。ぜひ地図を確認してから向かってください。

  • 住所:滋賀県東近江市長町116
  • 車アクセス:名神八日市ICから車で約20分
  • 公共交通機関:最寄駅「河辺の森駅」から徒歩約40〜45分と遠く、車での訪問がおすすめです。

店舗の雰囲気と設備

古民家を改装した趣ある外観で、天井が高く広々とした開放的な店内。テーブル席と座敷がゆったり配置され、木の温かみを感じる落ち着いた空間が広がります。

そば処 藤村店内の様子

訪れるとまず出迎えてくれるのは、風にゆれる素敵なのれん。これをくぐると、雰囲気のある長い土間(あるいは外廊下)が奥へと続きます。廊下の途中にはベンチが置かれており、ここで順番を待つ人々の姿も風景の一部です。のれんは季節ごとに変えられているのでしょうか? 過去の写真と見比べると、柄や色が違う時があり、そんな小さな変化も通う楽しみのひとつです。

メニューとこだわり

そば処 藤村のメニューは、潔いほどにそばが主役。天ぷらや派手な一品料理はなく、そば本来の香りや喉ごしを楽しむための構成です。

お品書き

特におすすめはそばがき。ふんわりとした口当たりと濃いそばの香りが広がり、つい毎回注文してしまうほどの絶品です。写真は待ちきれずにお箸をいれてしまっていますが、実際はまんまるです。

そばがき

つゆは、どちらかと言えば関東風の醤油がきりっと効いた味わい。なめらかなそばの食感との相性が良く、つゆに浸してから喉ごしの良さを堪能できます。

飲める方なら、そばと相性の良い日本酒もぜひ。数種類の銘柄が揃っており、昼下がりにしぶく一杯…そんな大人の楽しみ方も絵になります(私は車で訪れるため、いつも横目で羨ましく眺めていますが)。

また、季節によっては地元・秦荘の名産であるやまいもが登場することも。これをそばにとろりとかけていただくのは、贅沢の極みです。

〆はとろり濃厚なそば湯で

藤村のそば湯は、とろみのある濃厚タイプ。そば粉の香りと旨みがしっかり溶け出しており、まるでポタージュのようです。つゆを少し加えていただくと、身体の芯まで温まる優しい味わいに。

気づけばいつもたっぷり飲んでしまい、帰る頃にはまるでお風呂上がりのようにほかほか。食後の満足感と一緒に、温もりをお土産に持ち帰るような心地よさがあります。

蕎麦の前にほっと一息、お茶の時間

席につくとまず出していただけるのは、香り高く甘みのあるお茶。口に含むとやわらかな旨みが広がり、「これはきっと上等なお茶に違いない」と思わず尋ねたことがあります。

すると返ってきた答えは、近所のお茶屋さんで購入している雁ヶ音茶とのこと。特別な銘柄というより、きっと淹れ方の上手さがこの味を引き立てているのでしょう。蕎麦を待つ間の時間までも、ここでは贅沢に感じられます。

藤村さんのおそばは、味だけでなく食後の余韻までしあわせにしてくれます。
「そばを食べに」わざわざ訪れたくなるお店です。

満員でもたくさん停めれる広くて安心の駐車場

他府県からの車も多く、以前は駐車場がすぐにいっぱいになってしまうことが心配でしたが、近年は店舗前に加えて広々とした第2駐車場が整備され、安心して訪問できるようになりました。第1が満車でも第2は広いので空いていることが多く、特に休日は第2駐車場を覚えておくとスムーズです。わたしは店前の駐車場に挑戦して、満車だったら同乗者を予約の名前記入におろして、第2駐車場へ駐車しに戻るとういう共同作業をおこなっています。ご参考にしてください。

余談ですが…

昨年、お店から、車で10分ほどのところにコストコ東近江 倉庫店がオープンしたので、買い出し戦の前の腹ごしらえとしてもよい立地です。とはいえ、蕎麦屋はのんびり待つ構えで訪れられることをおすすめします。

さらに、余談ですが….

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