滋賀に住んでいると「 琵琶湖 があるのは当たり前」になってしまいますよね。
でも、少し前全国が水不足に陥っていた時改めて考えてみたら琵琶湖のおかげで何も気にせず聖kつできていたななんて思いました。ということで琵琶湖についてせっかくこういうブログを書いているし調べてみたところこの湖はただの大きな水たまりではなく、日本の歴史や文化と深く結びついた存在でした
ということで
今回は、 琵琶湖 の成り立ちやちょっと面白い伝説、そして今の姿を振り返ってみます。
400万年の歴史を持つ琵琶湖
まず驚きなのが琵琶湖の年齢はなんと約400万年。
世界の古代湖の中でもトップクラスの長寿湖で、アフリカのタンガニーカ湖やロシアのバイカル湖と肩を並べる存在です。

↑ロシアのバイカル湖
約400万年っていうと・・・いつだ? 気になって調べてみたところなんと驚きの猿人が木から降りて二足歩行を始めた時らしい

まだほぼほの猿でした。笑 ちなみに約180万年前にホモサピエンスが誕生したそうなので私たち人間が人間になる前から琵琶湖はあるんですね。
ですが現在滋賀=琵琶湖なこの湖は三重県にあったそう。
最初から今の場所にあったわけではなく、地殻変動の影響で少しずつ形や位置を変え、現在の姿に落ち着いたんですね。
このおかげで、琵琶湖にはビワコオオナマズやニゴロブナなど、ここだけにしかいない固有種が60種類も生きているんですよ!!
そんな琵琶湖にまつわるちょっと不思議な話
400万年前からある琵琶湖はその大きさと神秘さから、昔話や伝説の舞台にもなってきました。
その中でも有名なのがダイダラボッチ伝説
むかしむかし、とても大きな男がいました。
名前は「大太法師(だいだらぼっち)」といいます。この大男は、近江の国で地面を掘りはじめました。
掘った土をせっせと運んでは、高い山を作っていきます。掘ったあとの穴は大きな湖になりました。
そう、それが今の琵琶湖です。運んだ土は遠くまで運ばれて、山のように高く積まれました。
それがやがて富士山になったといわれています。大男が歩くたびに足跡が残り、運ぶ途中にこぼれた土からは、小さな山々もできました。
まるで大男が大地に絵を描いているみたいです。また、別の伝説では、太古の昔、巨大な隕石が地球に落ちました。
その衝撃で大地の一部が空に飛び出し、また落ちてきました。
飛び出した大地のひとつが琵琶湖になり、もうひとつが淡路島になったそうです。だから、琵琶湖と淡路島は、形や大きさがちょっと似ているのです。
みたいな言い伝えがあるんですよ!!あくまで伝説ですがこのお話をこれから先も受け継いでいくと思うとなんだかほっこりしちゃいます

琵琶湖は川の役割も

意外と知られていませんが、琵琶湖は川の一部でもあります。
北から数百の川が流れ込み、南の瀬田川―宇治川―淀川を通って最終的に大阪湾までつながっています。
古代から水運の要所で、戦国時代には「湖を制する者が天下を制す」とまで言われたほど重要視されていたみたいです。
いつもの景色にも、ちょっとした発見を
毎日見ていると、その価値を忘れがちですが、琵琶湖は400万年という途方もない時間を経て、今も私たちの暮らしのそばにあります。
400万年前から私たちを見守ってくれていると知って一層感謝しようと思いました。
もしまた何か面白い話を聞いたら皆さんにシェアしますね
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