【滋賀・安土】なぜ信長は安土に城を築いたのか

安土城跡 歴史

なぜ信長は安土に城を築いたのか──近江の中心で天下布武を叫ぶ

織田信長といえば、戦国時代の大スター。尾張の小さな大名から始まり、桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、一気に注目を集めます。その後も、美濃を攻略して岐阜に拠点を構え、比叡山を焼き討ちしたり、浅井・朝倉や石山本願寺と戦ったりと、次々に行動を起こしていきました。

そんな信長が、天下統一に向けて本格的に動き出す中で選んだ拠点が「滋賀県・安土」。この地に築いた安土城は、戦うための城というだけでなく、信長の理想やセンスが詰まった“見せるための城”でもありました。

安土城の大手道

なんで安土だったの?どんなお城だったの?現地では何が見られるの?
信長の野望を感じるにはぴったりの場所、安土城について見ていきましょう!

なぜ近江・安土だったのか?

安土城から見た西の湖
  • 京都に近くて、東西・南北にアクセスしやすい絶好の立地。
  • 琵琶湖を使った水運も便利で、交通のハブみたいな場所。
  • 比叡山などの宗教勢力を抑えたあと、信長の支配を広げるうえでベストな場所だった。

安土城はどんな城だった?

安土城
  • 山の上じゃなく、平地にドーンと構えた近代的なお城。
  • 日本で初めて「天主(てんしゅ)」と呼ばれる高層建築を導入。
  • 金ピカの装飾や、南蛮文化を取り入れたデザインも取り入れられていたとか。
  • 「お城ってカッコいいだけじゃなくてオシャレでもいいじゃん!」という信長の感性が出ていた。

安土城と信長のやりたいこと

  • お城をただの戦う場所じゃなく、人が集まる政治・経済の中心にしたかった。
  • 「楽市楽座」で商売がしやすい町を作ったり、いろんな人を呼び寄せたり。
  • 西洋文化やキリスト教も取り入れて、新しい時代の流れを感じさせる試みもしていた。

安土城のその後と現地の見どころ

安土城天守閣跡
  • 信長の死後、安土城は燃えてしまって跡だけに。
  • でも今も石垣や天主台が残っていて、当時のスケール感を体感できる。
  • 近くに「信長の館」っていう復元展示施設もあるし、「安土城考古博物館」もおすすめ。
  • 駅から歩いて行ける距離なので、気軽に歴史さんぽが楽しめる。

アクセス

JR安土駅
  • 電車:JR琵琶湖線「安土駅」から徒歩25分くらい。
  • 車:名神「竜王IC」または「蒲生スマートIC」から20分ほど。
  • 駐車場は城跡の近くや周辺施設にあります。

おわりに

安土城って、ただのお城じゃないんです。
信長が「こんな国にしたい!」って夢を形にした場所。
今は跡地だけど、立ってみると何か感じるものがあるはず。
派手で、先進的で、ちょっと変わった信長らしさを体感しに、安土へ行ってみませんか?

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