【滋賀・湖北】琵琶湖最深部のミステリー 竜神が棲むという深みへ

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竜神が棲むという深みへ──琵琶湖最深部のミステリートレイル

琵琶湖のいちばん深いところって知ってる?

琵琶湖って「日本一大きい湖」ってイメージが強いけど、実は「日本一深い淡水」っていう顔もあるんです。 その最深部は、滋賀県高島市の海津大崎の沖合にあって、なんと水深104メートル。静か~に見える湖面の下には、 実はそんな深い世界が広がってるんですよ。

湖北の湖岸から見える竹生島

最深部の場所は?

最深部の位置は竹生島から南に少し進んだところです。

長浜から竹生島へと出ている遊覧船に乗っていると近くを通るので、ふと「この下、どうなってるんだろ…?」って想像が膨らみます。

この下には竜宮城がある?──湖に残る不思議な話

琵琶湖の深いところには、「竜神が棲んでいる」とか「湖の底に竜宮城がある」とか、ちょっと神秘的な言い伝えが残ってます。 特にこの海津大崎の沖あたりは、地元の人たちの間でも「魚がやたら大きい」とか、「引き込まれるような場所」なんて話もあって、 なんとなく“人間の入ってはいけない領域”みたいな雰囲気があるんですよね。

ちなみに、近くにある竹生島も、神様が宿る島として昔から信仰されていて、「湖底を神が通る水の道がある」なんて話もあるらしいです。 そういえば万城目学の「偉大なる、しゅららぼん」でもその道が作中にでてきましたね。

琵琶湖って、ただ単に日本一大きい湖ということだけじゃなく。ずーっと昔から物語が宿ってる場所なんだなあと感じます。

琵琶湖の竜神

実際に行ってみよう

長浜から出る遊覧船に乗って竹生島を目指すと見える湖面のキラメキに、「この下に竜宮城があるかも」って、つい本気で思ってしまいました(笑)。

ひょうたん島のような竹生島

長浜から竹生島への行き方

長浜港から出る遊覧船

竹生島行き観光船(長浜港発)

  • 運航会社:琵琶湖汽船(びわこきせん)
  • 出発港:長浜港(JR長浜駅から徒歩約10分)
  • 所要時間:片道 約30分
  • 往復料金(大人):約3,300円(※竹生島入島料600円が別途必要な場合あり)

運航スケジュール(例)

※季節や曜日により異なるため、必ず公式サイトをご確認ください。

  • 午前便:10:00 長浜港発 → 10:30 竹生島着
  • 午後便:13:00 長浜港発 → 13:30 竹生島着
  • 復路便は約1時間後(例:11:30発・14:30発)

最新情報・予約は琵琶湖汽船公式サイトをご確認ください:
https://www.biwakokisen.co.jp/

長浜港までのアクセス

  • 電車:JR「長浜駅」から徒歩約10分
  • 車:長浜港周辺に有料駐車場あり

竹生島ってどんなところ?

滞在時間の目安:約70〜90分

宗教の島:国宝・都久夫須麻神社、西国三十三所の宝厳寺がある

パワースポット:竜神信仰や湖底伝説、かわらけ投げが有名

おわりに

湖って、山と違って「深さ」で物語が生まれる場所なんですね。 琵琶湖の最深部には、地形的なすごさだけじゃなくて、昔から人が大切にしてきた“何か”があるような気がします。

もし近くに行くことがあったら、ちょっと立ち止まって、静かな湖面の下に広がる世界に思いをはせてみてください。 いつもの風景が、少しだけ違って見えるかもしれません。

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